理学・作業療法士| おしごと図鑑115 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
おしごと図鑑115
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

医療・健康にかかわるおしごと


理学・作業療法士のおしごと
 理学療法士は、病気やケガをした人に、体を動かしたり、温めたり、弱い電気をかけたりして、体の調子をよくする治療(ちりょう)をします。また、足が悪い人に、上手なつえの使い方を教えることもあります。作業療法士は、絵をかいたり、カード遊びをするなど、生活や遊びや働くことをとおして、心や体の調子をよくする治療をします。どちらも専門の学校で3年以上勉強して、国家試験に受からないとなれません。  

理学・作業療法士に聞いてみました

 わたしたちの仕事は、病気やけがなどで、体をうまく動かすことができなくなった人たちに、体の機能(きのう)をとりもどすための訓練(くんれん)のしかたを教え、そのおてつだいをすることです。その訓練を、リハビリテーション(リハビリ)といいます。リハビリは、あせらずに根気よく続(つづ)けることが大切なので、患者(かんじゃ)さんの気持ちがくじけそうになったときは、はげましてあげます。もう歩けないとあきらめていた患者さんが、リハビリを続けたために歩けるようになったことも、何度もあります。
他にも理学・作業療法士に関係する職業として診療放射線技師、歯科技工士、臨床検査技師、臨床工学技士、言語聴覚士、視能訓練士、オプティシャン・オプトメトリスト、義肢装具士などがあります。
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