日商ビジネス英語検定/BULATSの資格を取るには

【日商ビジネス英語検定】
　経済社会のグローバル化の進展により、ビジネス社会での英語は、一部の人だけの専門能力ではなく、誰もが避けて通れないコミュニケーション・ツールになっています。ＩＴ化の進展、とりわけインターネットの普及によって、海外と国内でのビジネスにおける地理的、あるいは時間的な差が縮小しています。かつては電話やＦＡＸ等で行っていた連絡も、現在では電子メールが主流になっています。
　日商ビジネス英語検定試験は、英語の文章で自分が意図したことを相手に正確に分かりやすく書く能力を重視しています。企業で日常的に使用する英語のビジネス文書の作成及び海外取引に関する実務的な内容について、具体的な場面設定に基づいて出題していますので、ビジネスで求められる英語力の養成に最適です。3～1級のランクがあり、インターネットを介して「ネット検定試験」方式で実施されているのも、大きな特徴で、3・2級は、インターネットで採点・合否判定まで行います。

【BULATS】
　ＩＴの進歩などにより、ビジネスのボーダーレス化の動きはスピードを増しており、その動きとともに、コミュニケーションツールのグローバルスタンダードとして、英語の重要性が高まってきています。BULATS は、ケンブリッジ大学英語検定機構と（公財）日本英語検定協会が共同開発した、ビジネス分野向けの新しい英語能力試験で、実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を測定します。この試験は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能すべてを評価することができます。
　BULATS は、現実に遭遇する仕事上の場面に即した英語を題材にした問題が多く、真に意味のある実践的なビジネス英語能力を測定しています。結果に表示されるレベルは、世界的に信頼のあるALTEとCEFRによるものです。評価能力の高さは、世界中の大学、官公庁、企業に認知されています。