京都文教大学臨床心理学部の詳細情報

臨床心理学部

4つのコースから人の心と行動を深く追究し、社会に貢献する力を養う。

臨床心理学部の特長

取得資格

■取得できる資格
高等学校教諭一種免許状（公民）、社会福祉主事任用資格、精神保健福祉士（受験資格）　ほか

■目標資格
大学院に進学することで臨床心理士受験資格、公認心理師受験資格を取得できます。
本学には、（財）日本臨床心理士資格認定協会第1種指定大学院が併設されています。

カリキュラム

■人間の「こころ」や「行動」への理解を深めます。
臨床心理学とは、人の「こころ」や「行動」に関する専門知識をもとに、悩みを抱えている人を支援したり、よりよい教育環境や職場環境を整えるための学問です。本学部では臨床心理学を中心に心理学を幅広く学びながら、他者を理解する力やコミュニケーション能力などを養います。

学べる内容

■臨床心理学科
各自の在籍コースを中心に、心理学の幅広い専門分野を学びます。コースの枠を越えて専門知識を深めることもできます。箱庭療法や芸術療法などの心理学実験を体験しながら学べる授業も本学の大きな特長です。実践的な学びを通して将来の目標を明確にし、理想の進路を実現できるようにサポートします。
◯深層心理コース
夢、物語、イメージなどを通して深層心理を学びます。文学、アニメ、映画などを通してこころの表現を学びます。

◯子ども・青年心理コース
乳幼児期から青年期のこころの発達を学びます。また、子育て支援やスクールカウンセリングなどの現場について学ぶ機会も。

◯医療・福祉心理コース
医療領域で活かせる心理学的支援方法や、福祉領域で活かせる福祉的支援方法を学びます。

◯ビジネス・経営心理コース
ビジネスや経営の世界で、心理学の視点を持ち、ストレス管理、人材育成、組織開発に取り組むことができる人材を育てます。

就職指導

■入学してすぐにスタートする多彩なキャリアサポートプログラム
○進路・就職オリエンテーション
将来の進路への意識を高めるイベント。1～3回生で実施。
毎年4月に実施。1回生では入学の目的と目標を確認し、4年間の方向性を定めます。2回生では1年間の学生生活をふりかえり、2年目の過ごし方を考えます。3回生では1年後の就職活動や大学院の受験準備を見据え、進路目標に応じて具体的にアドバイスします。

○就職ガイダンス
就職活動の全体像を理解し、具体的な行動に結びつける。
3回生の6月～1月に全6回実施。就職活動のスケジュールに沿って、自己分析、業界・企業研究、エントリーシート、筆記試験対策、面接対策等をわかりやすく解説します。

卒業後、就職について

■臨床心理学部　就職・進路状況
◎臨床心理学部で身につけた知識や能力は、多様な分野で活かすことができます。
本学部の学びを通して身につけた心理学の専門知識やコミュニケーション能力、人間理解力等は、社会のあらゆる分野で活かすことができます。特に教育・学習支援、サービス業、医療・福祉、金融など、対人支援・援助的な領域において、本学科の卒業生は活躍しています。また、卒業生の2割近くが臨床心理士、公認心理師をめざして大学院に進学しています。

■主な就職先（2023年3月卒業生実績より一部抜粋）
株式会社マツモト、株式会社コスモス薬品、株式会社クスリのアオキホールディングス、株式会社キャン、三井不動産ビルマネジメント株式会社、日本生命保険相互会社、株式会社学情、医療法人社団洛和会、京都府、大阪市、そのほか福祉施設や病院　ほか

●進学
鳴門教育大学大学院、京都文教大学大学院、北海道医療大学大学院、立命館大学大学院　ほか