文学部
多様に築き上げられた人類の叡智に触れ
明日を創りだす力を育む
文学部の特長
- カリキュラム
-
■英文学科
150年以上の伝統ある英語教育。基礎から発展への段階的な学習を通じて「聴く・話す・読む・書く」という実践的なスキルを習得します。「演習」科目は1年次から開講し、少人数教育で基礎学力を定着させます。英語で行うスピーチ、ディベート、ディスカッションなどを幅広く扱った科目を数多く実施し、異文化コミュニケーションへの実践力を培います。3年次より選択する【イギリス文学コース】【アメリカ文学コース】では、英米の小説・詩、劇を学ぶと同時に英語圏の文学・文化、言語など多角的に研究します。【英語学コース】は明治学院大学ならではの伝統ある学問分野で、言葉を科学的に研究することで英語という言葉の仕組み、言葉と人間について深く学びます。多数の卒業生が英語教員として活躍しているのも特徴です。伝統を活かしたネットワークで卒業生による「英語教員の会」も開催。教員を目指す学生のサポートを行っています。
■フランス文学科
フランス人教員による授業で耳から覚え、1・2年次にフランス語の基礎力を養成します。ほとんどの新入生は入学して初めてフランス語に触れますので、週4~5回、フランス語の授業を実施し、基礎からゆっくりと学習します。3年次より3つの系列に分かれ、少人数のゼミで専門性を高めます。フランス語の読み・書き・会話に役立つ授業はもちろん、仏検やDELFの資格取得を目指した講座も充実しており、最終的にはフランス滞在に必要なレベルの語学力を身につけることを目標とします。また、同時にフランス文学作品の楽しみ方、アートや音楽、映画、歴史など様々な観点からフランス文化の過去と現在を学んでいきます。パリ・カトリック学院やエクス=アン=プロヴァンス政治学院等の短期・長期留学も可能です。
■芸術学科
1年次に総合的に芸術を学び、2年次より自身の興味あるコースを選択。
【音楽学コース】
音楽理論や分析など音楽の基礎となる手段を学習し、世界各地の民俗音楽やポピュラー音楽を古典から現代まで幅広く学びます。また、英語や仏語、独語で書かれた欧米の文献を読むことを通じて国際的視野から音楽と文化について考えます。
【映像芸術学コース】
世界のさまざまな国や地域、多彩なジャンルから厳選した作品を鑑賞し、討論を重ねながら映像体験を積みます。作品に託されたメッセージを読み取る視点を身につけるばかりでなく、学生がビデオ撮影し批評する講義もあります。
【美術史学コース】
世界のあらゆる地域の美術をターゲットに美術史理論から現代アートまで、アート全体を深く学びます。研究者や学芸員を目指すことも可能です。
【芸術メディア論コース】
芸術をめぐるメディア論やデジタルアート論、演劇を中心としたパフォーミング・アーツなど、理論と実践のなかで考える学びを行っています。
【演劇身体表現コース】
演劇・バレエ・ダンス・ミュージカル・伝統演劇など幅広く、舞台芸術の知識や理論、歴史について深く学ぶと共に、声や体のベーシックな身体技法の実習も行います。
【総合芸術学コース】
音楽学・映像芸術学・美術史学・芸術メディア論・演劇身体表現の5つのコースを横に紡ぎ、芸術の多様な領域を横断的かつ学際的に学び総合的に理解します。もっと見る
- 資格について
-
■英文学科
・中学校教諭一種免許状 英語
・高等学校教諭一種免許状 英語
・社会福祉主事任用資格
■フランス文学科
・中学校教諭一種免許状 フランス語
・高等学校教諭一種免許状 フランス語
・社会福祉主事任用資格
■芸術学科
・学芸員
・社会福祉主事任用資格もっと見る
- 留学制度
-
■世界24の国と地域、81大学と協定を結ぶ、盛んな国際交流
カリフォルニア大学をはじめとし、24の国と地域、81の大学(2024年3月時点)と協定を結び、留学生の派遣と受入れを活発に行っています。長期留学は半年から1年間、自分の専門分野を研究。短期留学は2~5週間、夏季または春季休暇中に行うなど、多彩なプログラムを提供しています。留学先で取得した単位を一定の条件のもとに明治学院大学で取得した単位とする「認定留学」では、長期留学をしても4年間での卒業が可能です。また、留学を目指す学生、英語力UPを目指す学生のためのTOEIC・TOEFL・IELTS対策のための講座も人気です。もっと見る
- 卒業後の進路
-
■英文学科
“英語の明学”の伝統の中で、英文学科は優秀な英語教員を輩出してきました。中学・高校の英語教員や語学学校の教師として、多くの卒業生が活躍しています。卒業生による英語教員の会も構成されており、中高の英語教員とのネットワークも充実しています。
また、金融・保険、サービス・ホテル業、旅行・運輸・物流など、さまざまな民間企業にも偏りなく就職しています。
■フランス文学科
金融・保険業界をはじめ、食品関連や広告・出版、航空会社や旅行関係の企業、ファッション業界へ進んでいます。その他、中学・高校の教員になる人、大学院に進学して研究を続ける人、また、フランスに留学してダンサーやパティシエを目指す人など、フランス文化の研究を通して豊かな個性と自主性を育んだ学生はそれぞれの個性を活かして、さまざまな進路を選択しています。
■芸術学科
音楽マネジメント、学芸員、映画イベントのプロデューサーといった専門的な職種に就く人が多く、近年では、出版、放送、広告、芸能関係、IT関連に就職する人も増えています。また、ファッション関係に進む人が多いことも特徴です。一方、企業や公務員として、芸術学科の卒業生らしいユニークな個性を発揮している人もいます。大学で学んだ、人間がつくりだす表現とそれを享受する社会に関する深い洞察力が、あらゆる場面に活かされています。もっと見る
文学部の概要
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費133万3590円~141万9590円
※2024年4月入学者対象のものです。
文学部の学科・コース・専攻
- 英文学科
- フランス文学科
- 芸術学科
学べる学問
- ・外国文学
- ・言語学
- ・美術
- ・音楽
目指せる職業
- ・学芸員(博物館)
- ・音楽プロデューサー
- ・中学校教諭
- ・高等学校教諭
- ・社会福祉主事
- ・外国語講師
- ・日本語教師
- ・通訳
- ・外資系企業スタッフ
- ・キャビンアテンダント