社会学部
複雑化・多様化する現代社会を追究し未来を拓く力を養う
社会学部の特長
- カリキュラム
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■社会学科
社会学理論、社会学史などの理論研究や家族・地域・産業・マスコミュニケーション・犯罪等の実証的研究、そして性、医療、環境問題に至るまで社会学の様々な対象領域をカバーしたカリキュラムを設定しています。1年次から「アカデミックリテラシー」や「社会調査」の講義をゼミ形式の少人数クラスできめ細かな指導を実施。読んだこと、調べたこと、考えたことを発表し、“伝える力”の習得を目指します。フィールドワークも多数実施しており、現地における情報収集や現状理解を重視しています。2年次からは以下のコースから1つを選択し、関心あるテーマを探究します。
【文化とメディアコース】
他者および自文化の理解を目指し、情報が生み出され伝達されるコミュニケーションの過程とその影響を探究します。
【生命とアイデンティティコース】
人間の生の営みと社会との関係を理解し、高度な科学技術を基盤に成立した現代社会の本質を解き明かします。
【環境とコミュニティコース】
身近な出来事と地域や都市、世界とのつながりを理解し、持続可能性に基づく新たなコミュニティを構想する実践力を養います。
■社会福祉学科
1年次は社会福祉の基礎を学ぶと共に実践現場やNPO、国際協力の分野で働く方々の講義により理解を深め、多岐にわたる進路について考えます。2年次からは将来に直結する2つのコースに分かれて学習します。
【ソーシャルワークコース】
社会福祉士、精神保健福祉士の国家資格取得を目指し、ソーシャルワーカーとしての実践力を身につけます。
【福祉開発コース】
「グローバル共生」「子ども・若者」「リサーチ&イノベーション」の3つのエリアを複合的に学びます。福祉開発コースの科目「福祉開発フィールドワーク」ではフィンランドやカンボジアなど、国内外の福祉制度を現場で学ぶ研修も実施。もっと見る
- 資格について
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■社会学科
社会調査関連科目を履修すれば「社会調査士」資格が申請できます。官庁・自治体などが行う各種の統計調査、企業やNPOなどが行う市場調査等に必要な社会調査の知識や技術を身につけ、「調査の専門家」を養成するための資格です。また、社会教育主事任用資格や教員免許(中学社会、高校地歴・公民)なども取得できます。
■社会福祉学科
ソーシャルワークコースでは社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験受験資格取得のために、各々の履修モデルを提示。これを参考に必要な科目を履修することで、それぞれの国家試験受験資格が得られます。また、合格に向けてサポート体制も充実。福祉開発コースでは特別支援学校教諭一種免許状(中高)も取得可能です。もっと見る
- 卒業後の進路
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■社会学科
就職先の業種は金融、サービス、製造など多様な一般企業、または出版、放送、情報通信といったマスメディア、そして公務員や教員、医療・福祉関連法人など多岐にわたります。本学卒業生は、4年間で身に付けた「人々の関心の動向を敏感に察知する力」、「その行方を展望する情報収集力」、そして「解決方法を提示する力」を発揮しています。
■社会福祉学科
約3割の卒業生が高齢者・障がい者・児童など社会福祉関連施設や地域の社会福祉協議会、児童相談所などの行政機関、病院の相談援助部門など、社会福祉分野の幅広い業種に就職しています。また金融・保険をはじめ、各業界での福祉関連部門も拡大しており、さまざまな民間企業への就職も増加しています。(2022年度実績)もっと見る
社会学部の概要
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費133万5090円
※2024年4月入学者対象のものです。
社会学部の学科・コース・専攻
- 社会学科
- 社会福祉学科
学べる学問
- ・社会学
- ・福祉学
目指せる職業
- ・社会福祉士(ソーシャルワーカー)
- ・精神保健福祉士
- ・社会福祉主事
- ・中学校教諭
- ・高等学校教諭
- ・社会調査士
- ・社会教育主事
- ・児童福祉司