保健医療学部 医療工学科
医療現場で活躍するために必要となる医学の基礎・専門知識と共に工学の基礎知識を身に付けた、優れた臨床工学技士を養成
医療工学科の特長
- 取得資格
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■取得資格
●臨床工学技士国家試験受験資格
本学科の課程を修了すると、臨床工学技士国家試験の受験資格を得ることができます。
●第1種・2種ME技術者(日本生体医工学会認定資格)
ME機器などの保守・安全管理の専門知識と、また実際に医療に応用しうる知識が得られます。在学中に取得可能です。
●医療機器情報コミュニケータ:MDIC(日本医療機器学会認定資格)
医療機器の適正な使用および保守管理に必要な情報を医療機関と医療機器の製造販売業者で共有し、医療の質向上を担うための資格です。在学中に取得可能です。
■資格取得実績(2023年3月卒業生実績)
臨床工学技士 91.7%もっと見る
- 学べる内容
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<1年次/医療人としての基礎力養成>
社会人として必要となる科目を中心とした履修を行います。解剖生理学や医学概論、臨床生化学、臨床倫理学など医療人として必要となる基礎医学系科目についても学びます。また、臨床工学技士に必要となる応用数学や生体物性工学、臨床工学概論、医用工学概論なども履修します。
<2年次/専門基礎科目の修得>
主に臨床病理学や臨床免疫学、臨床薬理学などの医学系科目とともに、医療機器の操作や管理に必要となる医用機械工学や電気工学、生体計測工学、生体物性工学など医用工学系の科目で基礎知識を学びます。さらには、生体機能代行装置学や医療安全管理学などの臨床工学技士に必須の専門科目についても学んでいきます。
<3年次/専門科目の修得と臨床実習>
2年次で学んできた医学系および医用工学系をもとに体外循環医学実習や呼吸療法学実習、血液浄化学実習、医用治療機器学実習や生体計測装置学実習、臨床支援技術学実習を履修します。また、後期には大学病院などの大規模な医療施設で臨床実習を行い、学内で学んだ各種知識をもとに臨床指導を受けます。
<4年次/専門科目の履修と卒業研究>
医療人としての資質を高めるための教養科目に加え、臨床工学技士に必要となる総合チーム医療についても学びます。総合チーム医療では、少人数のグループに分かれ、与えられたテーマについて議論します。また、4年間の集大成として卒業研究に取り組み、研究成果を報告します。もっと見る
- 卒業後、就職について
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<卒業後の進路>
大学病院・医療センター・大規模病院、透析センター・腎クリニック、医療関連企業 など
<就職指導>
キャリアサポートは入学後のオリエンテーションから始まります。進路ガイダンスや個人面談など、学生個々に合ったさまざまな支援体制を整えていきます。
【指導体制】
学生一人ひとりに気を配りやすい少人数担任制を導入。
学習面・生活面トータルで、きめ細かなサポートを実施します。
進路に関しても学生個々の希望や適性を踏まえながら、親身になってアドバイスします。もっと見る
- 施設・設備
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人工心肺装置、人工呼吸器、血液浄化装置などの生命維持管理装置をはじめ、ペースメーカプログラマ、電気メス、除細動器、輸血ポンプ、パルスオキシメータ、各種医療機器の安全性を確認するための多数の医療用計測器など様々な機器を揃えており、学内の実習等で実践力を高める事ができます。
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医療工学科の概要
- 定員40名
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費158万6000円 [※教科書代、学外実習費等が別途必要です。]
※2024年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・保健・衛生学
目指せる職業
- ・臨床工学技士
資格
- ・臨床工学技士
・第1種・2種ME技術者 ・医療機器情報コミュニケータ:MDIC