帝塚山学院中学校の教育目標
- 教育方針/教育理念/建学の精神/ビジョン
- 本校は創立から教育理念である「自学主義」に基づき、新たな時代をつくり、社会に必要とされる女性を育む教育を実践している。生徒の多様性を尊重しながら、社会や時代の変化に合わせた教育を展開してきた。次代の担い手を育む新しい女子教育として実践しているのが、知性や心強さ、心の豊かさを兼ね備えた「インクルーシブ・リーダーシップ」(巻き込み型のリーダーシップ)の育成である。授業やクラブ活動などの学校生活全般において、多様な人と関わりながら活動に取り組む機会が多くある。その中で共感性や協調性を育み、他社を巻き込み、個々の能力を活かしながら組織の力を総合的に高める力を養成している。
- 教育の特色
- 将来を見据えた学びを深める関学コース、国公立大や医歯薬系の大学を目指すヴェルジェ〈エトワール〉コースと、個性を育み多様な進路を実現する自分の夢や得意分野を見つめながら将来の目標を定めて着実に歩みを進めるヴェルジェ〈プルミエ〉コースがある。特長的な学びの一つが、2010年より取り組んでいる総合的な学習の時間を利用した「創究講座」。アクティブラーニングを軸に構成されるプログラムで、生徒の学習スキルを磨き、興味関心ある分野の学びを伸ばす。中学3年間の「スキル編」は、学習の基礎となる「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」を養成。その培ったスキルを活用し、高校3年間の「探究編」は、多岐にわたる専門的な分野から、各自の関心のある分野の学びを深めていく。主にグループワークやプレゼンテーションなど主体的に学ぶ場面で活用する施設ラーニングコモンズ「AQRiO(アクリオ)」が2019年に開設、2021年にさらに「AQRiO(アクリオ)+」を増設し施設の充実を図る。2022年秋に、新たなサイエンスラボ「AQRiO(アクリオ)*S」が誕生。科学的思考を培う最新の設備と環境を整え、生徒の興味関心を高めていける場所がさらに増設された。
帝塚山学院中学校の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 周辺は大阪都心に近い住宅地であり、閑静な環境である。駅から2分で校門に入ることができる。
- 生徒数
- 男子0名 女子788名(2024年4月現在)
1年生:関学コース2クラス、ヴェルジェコース5クラス
2年生:関学コース2クラス、ヴェルジェコース6クラス
3年生:関学コース3クラス、ヴェルジェコース6クラス
関学コース | 男子 | 女子 |
---|---|---|
1年 | - | 81名 |
2年 | - | 79名 |
3年 | - | 79名 |
ヴェルジェ〈エトワール〉コース、ヴェルジェ〈プルミエ〉コース | 男子 | 女子 |
---|---|---|
1年 | - | 183名 |
2年 | - | 181名 |
3年 | - | 185名 |
- 併設校/系列校
- 帝塚山学院高等学校、帝塚山学院幼稚園、帝塚山学院小学校、帝塚山学院泉ヶ丘中高等学校、帝塚山学院大学、帝塚山学院大学院
- 設立年
- 1916年