学習院初等科の教育目標
- 教育方針/教育理念/建学の精神/ビジョン
- 「ひろい視野、たくましい創造力、ゆたかな感受性」を持つ優れた人材の育成を掲げ、多くの有為な人材を社会に送り出してきました。
今後も、学習院の歴史と伝統を継承しつつ、このような教育の目的・目標に基づき、徳育・知育・体育の調和のとれた教育を通じて、豊かな人間性をそなえ、内外にわたり各分野において積極的、創造的に貢献していくことができる人材を育成し、日本の文化と教育を代表するにふさわしい最高の質の教育・研究の拠点たることをめざすことが学習院の果たすべき社会的責務と考えています。 - 教育目標(育てたい子ども像)
- 真実を見分け、自分の考えを持つ子ども
・進んで工夫し、努力する子ども
・真心を持って人や物に接する子ども
・美しさを感じとる心の豊かな子ども
・健康や安全に心がけ、進んで体を鍛える子ども - 教育の特色
- 学習院初等科の授業の特徴は、「本質を見抜く力」を「基礎・基本」と考えていることです。まず、細かいところまでよく観察し、その仕組みを知ろうとします。そして、自分の意見を持ちます。さらに、謙虚に人の考えを聞き、しだいに自分の考えを固めていきます。本校では、知識の獲得の仕方こそ大切だと考えています。いたずらに暗記させたり練習させたりするのではなく、じっくりと考えさせながら、疑問を持たせて自ら解決させ、知識を獲得させます。このようにして得られた知識は、柔軟に活用できる。生きた知識となります。
これこそが、「真実を見分ける」神髄である、「本質を見抜く力」となるのです。
この学習を支えるのが、学習院の教員です。全員が専門教科を持ち、研鑽を積んでいます。校内での研修だけでなく、学会や研修会によく参加し、研修講師を務めたり教科書や本の執筆をしたりする講師も多いのが特徴です。
学習院初等科の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 迎賓館前
- 設立年
- 1877年